[3490] かも かずのり

[関東] 2005/10/27(Thu) 08:59

音の世界突入したのは50年前からです。

最近は悪友からの刺激で35年ぶりに設計を始めようかと考えています。

管球アンプの良さは好みの音色が出せる事と柔らかい素直な音が

出ることです。

特に直熱管の音は素晴らしいです。

そうすると高電圧の送信管を利用し出力を抑える事になります。

長文になりますのでこれくらいに!

 

[3534] ドン・コルレオーネ

[関東] 2005/11/02(Wed) 06:46

新しいペンネームで書き込みます。

前回長文で書き足りませんでしたで判っていただけると思います。

まずド・フォーレの3極管の理論からです。

フィラメントを熱すると熱電子放出する事はエジソンの時から解かっていました。ここでド・フォーレは、フィラメントと電極の間に網を入れて熱電子を制御出来ないかと

考えました。上手く行きました。此処に挌子(グリッド)によるバイアス理論が完成したのです。

何故解かりきったこのような話をするかというと真空管アンプは、直熱管と傍熱管という大きな真空管の違いがあります。

最近は大型の直熱型送信管が出てきました。211の系統を受け継いだ838、845等です。50、45等もこの類です。巷には300Bが幅を利かせていますがやはり大型送信管には一歩譲ります。

 

[3552] ドン・コルレオーネ

[関東] 2005/11/03(Thu) 19:58

真空管の原理は、フィラメントの熱電子放出によりプレートからの電流が流れると言う前回やりました。フィラメントにカバーを被せる傍熱管はということで熱電子放出の効率が落ちます。

つまりプレート電圧を上げれば上げるほど電流が流れ効率が

上がります。その代わり寿命が電圧の逆二乗で悪くなります。

 

原理はこれくらいにして何故直熱管が有名になったか?

元々2A3も300Bも通信の音声増幅でした。

アメリカの通信線は、恐ろしく長いので電圧がドロップします。

これを防ぐには、ラインブースターといわれる電圧増幅をします。

通常長距離の場合は2A3、若しくは300Bの後でラインブースターを使います。これはベル研(昔のATT)の方式です。

ベル研の子会社であるウエスタン・エレクトリック(WE)がトーキーに使いました。

製造1924年、実際の始動は1926年ジャズシンガーです。

これが世に言うWE211とWE−555コンプレッションドライバーです。

[3582] ドン・コルレオーネ

[関東] 2005/11/06(Sun) 13:11

今日はコンプレッションとSPの話です。

初期のトーキーの問題はどうして音を均一にするかです。

当時は、映画館というよりは劇場です。

スクリーンの前と後で音の大きさが違うのはお客様が

大変です。音源から遠くまであまり変わらないことです。

此処に遠くへ音を押し出すというコンプレッションと言う方式が

開発されました。後にシネラマ用として開発されたボイスオブシアター(A−7)も遠くへ音を押し出すタイプです。

これは大成功しました。当時は高性能な磁石が無かったので

コンプレッションドライバーはフィールドタイプです。

エジソンのお陰で?スピーカーが作れなかったウエストレックス

としては結果的に映画のトーキーシステムを90%握る事に

なります。

これから20年後にランシングがアルニコのパーマネントSPを

開発します。

ドン・コルレオーネさん

 

>813Bが、JBLユニットです。

すいません、知りませんでした。

ベースユニットはなんですか?

 

>元々フランクシナトラ専用のミキサー技術者

キャピトル時代のシナトラの録音はいいですよね。特に初期のモノラル録音である、

In the wee small hoursとかWhere are you ? なんかは大好きです。

もちろん、N.リドルやG.ジェンキンスなどの名アレンジャーあってのことですが。

 

>アルテックといいJBLといい一人の天才が後世に名を残すなんて

たしか、8インチのD208もそうでしたよね。

JBLもランシング路線からロカンシー路線になると途端にポリシーが変わります。

応答性から直線性、ユニットに例えるならD208からLE8Tと言うところでしょうか。

そういう意味ではランシング路線を継承したのはALTECですね。

 

>凄いですね。実は今日そのureiの中古が出てきたそうです。

>25年立ってもう一度同じスピーカーを買うとはね。

買われたんですか?

 

ところで、このHPはご存じですよね?

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/bontoro/yota/index.html

[3654] ドン・コルレオーネ

[関東] 2005/11/16(Wed) 11:57

k5さん嬉しいですね。

そのとおりですが少し解説を入れますと813Aがアルテック604で813Bが、JBLユニットです。

現在もurei社はミキサーでは世界一らしいです。

元々フランクシナトラ専用のミキサー技術者だったららしいですが

評判が良くて会社を作ったそうです。

604は、ランシングがアルテックをやめてJBLをつくりフィールドコイルからパーマネント(アルニコ)の1940年(この世に生を同時に受ける)に作ったスピーカーの傑作ですね。

現在でもこれ以上のSPは、出てこないそうです。

アルテックといいJBLといい一人の天才が後世に名を残すなんて

凄いですね。実は今日そのureiの中古が出てきたそうです。

25年立ってもう一度同じスピーカーを買うとはね。

[3653] k5

[京都] 2005/11/16(Wed) 10:50

ドン・コルレオーネさん はじめまして

 

>移行サラリーマン時代はこつこつと投資その残骸がurei

>813Bです。(これが解かればたいしたものです)

ウーレイって、アルテック604をチューンしたSPを売っていた会社ですよね。元オンキョー、現タイムドメインの由井さんによるとホーンとネットワークがセットになったキットも売っていたそうです。取り付け説明書には、「604のホーンを金槌(木槌か?)で殴って折れ」という説明があったそうで、当時高価だった604のホーンを折るというのに驚いたそうです。ウーレイのキットは位相と時間軸補正をオリジナルより正確にやるらしく、それが由井さんのポリシー(タイムドメイン)のベースになっていると言うことでした。

 

>真空管アンプは能率の悪いスピーカには不向きです。

現代SPは直線性を重視しているので、どうしても能率はあまり良くないですね。

応答性を重視していた昔のSPユニットの方が相性がいいようですね。

 

私が使っているのはALTECの403A(99dB)という定価6,000円ほどのユニットですが、ライブ録音などを聞くと拍手の間にしゃべり声などがちゃんと聞こえます。これがもう少し能率の悪いユニットになると前の音に後の音がかぶるのか全然聞こえません。

[3652] ドン・コルレオーネ

[関東] 2005/11/16(Wed) 09:07

あえてどちらが良いかと聞かれればシングルですね。

真空管アンプのA級バイアスは動特性で非常に幅の狭い

部分を使って(効率を犠牲にして)増幅します。

PPは、A級よりAB1,AB2というバイアスを翔けます。

始めから効率を追求しているので若干無理があります。

昔中学生の頃に42(傍熱5極管)を8本並列にして

400オームのパイオニアのスピーカーを鳴らしたのを

覚えています。(担任の教師)このアンプは所謂OTL(出力トランスレス)といわれる物です。

OPTは、理論上一次インピーダンス15KΩ以上のトランスが

作れません。又スピーカーはボイスコイルに電流が流れた瞬間に

コーンの機械反作用による(逆音圧による)逆起電力が発生します。これがOTLの優位性ということですが結論からはいいスピーカーが出来ませんでした。

ボイスコイルの構造上は、機械的反作用を減らすためにフィールド

コイルがボイスコイルを何時もフロート状態にしているのでスピーカーの効率が良いのです。

このようなことから真空管アンプは能率の悪いスピーカには不向きです。

[3651] CHA\

[薩摩半島] 2005/11/16(Wed) 05:21

ドンさん

>今悪友には、真空管代をマーケットから自動調達しなさいと

行っています。

塩漬け+無配当+評価損・・・(;_;)(;_;)

[3650] (の)

[関東] 2005/11/15(Tue) 21:56

>解かりましたか?の

 う((^_^;)〆.. 3次曲線が上下でバランスがよい よなものでしょうか.. 

 植物の根張りと地上部の繁茂との関連は そうだと思うです。

 ドンさんはシングルとPPは、どちらがお好きなのでしょう?

 

PK12、とうとう終了するのかな? ボンネット売って欲しいナリ(^o^)//

 ラミネート、実体顕微鏡の下ででも作業できりゃイケルのか...(T_T)

[3649] ドン・コルレオーネ

[関東] 2005/11/15(Tue) 19:41

管球族には、アンプがシングル派とPP派が存在しますね。

ご幼少の頃はPP専門で如何に出力を上げるかでAB1級からAB2そしてB級と果てしなかったです。

この年になると柔らかい自然な音を好むようになりました。

今は懐かしい並3の12Aの本を読んでいます。

このような蚊の鳴くような出力球をドライバーで送信管を

使ったらいい音でしょうね。

今からマーケットに挑戦して送信管を5本ほどパラレルに

並べて真空管のインピーダンスを落としOPTを4Ω接続若しくは

2Ω接続にしてハイインピーダンスにすれば歪率はきわめて低くなります。

現代の技術ではOPTを15kΩ以上にする技術が無いのです。

電力料金が結局今のカリフォリニアチャットワースのMARANTZ(1kwです)と変わりませんが!

845のおじさん親の211の大型版212は如何でしょうか?

シングルで22W出るそうです。

今日は皆様悪酔いしてますもので深謝!

[3648] ドン・コルレオーネ

[関東] 2005/11/15(Tue) 19:26

今悪友には、真空管代をマーケットから自動調達しなさいと

行っています。

日本語では株・英語でストックと言います。

株と言う意味は木の根で土壌の中の根(値)のことを言います。

株が上がるには地面の上の木が大きく茂る事です。

木が売上であり利益です。これが仏教でいう陰陽道の中庸とかバランスとか言います。

解かりましたか?の様!

[3647] ドン・コルレオーネ

[関東] 2005/11/15(Tue) 19:20

今日はオーデオファンに採って資金調達計画です。

中学・高校生の頃は朝は新聞から牛乳配達夜は球場の売り子で資金稼ぎをしました。

当時6SN7がジャンク品で150円懐かしいです。

移行サラリーマン時代はこつこつと投資その残骸がurei

813Bです。(これが解かればたいしたものです)

と言う事で年末までにソフトバンク(1:3割り当てが1月4日づけ)来年までは鳥インフルエンザで中外製薬とデンカ生研です。この銘柄は本日ストップ高500円をしました。

こんなの書いていいのだろうか?

あまり批判が無いので何か書きづらいです。

しりたい事があったら質問して下さい。

真空管・電力では大概応えられると思います。